「大気圏はとても小さくてもろい。頭で理解はしていたが、自分の目で見るのは別だ」

米アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス氏が7月、自身が設立した宇宙開発ベンチャーの初の民間宇宙飛行に参加した。地球への帰還後に語った中に冒頭の発言があった。

宇宙から見た地球の映像など何度も見ているはずだが、高度100キロメートルから自分の目で地球を見るのはまったく別ものだったに違いない。環境問題に関心を持つベゾス氏が、人間の活動が地球やその大気をどれだけ傷つけているかを実感したことがうかがえる。

「百聞は一見にしかず」はベゾス氏ほどの人物にも当てはまるようだ。そして、離れた所から眺めて初めてわかることがある。