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ビジネスの現場において、文章力が絶対に必要なスキルになっている。

私たちはかつて口約束で仕事を進めることが多かったが、会社でパソコンが1人1台支給されて、社内外でメールをやり取りするようになってからは、口約束ではなくて、メールの記録として残さないと、ビジネスは動かなくなった。

「口が達者」というだけでは、仕事は成立しない。理路整然としたメールが書けること、感情的なぶつかり合いにならずに文面のやり取りができることが、昔とは比べものにならないくらい大切なスキルになっている。

書くことと真剣に向き合わず、苦手意識の強いままビジネスに取り組んできた人は少なくないだろう。その原因の1つは、国語教育である。小学校時代の作文では「原稿用紙の最初の1行目は1マス空ける」などの原稿用紙の使い方は習うが、論の組み立て方、読み手への伝え方は習わない。