5つのステップで税金を計算する ─相続税の計算方法─

相続税は被相続人(亡くなった人)の遺産を受け取った相続人にかかる税金だ。資産課税の一種でもある。不動産や非上場株式の評価額などを見積もるのに比べれば、順序立てて進めていく限り、計算自体はそれほど難しくない。ここでは5つのステップを踏んで説明したい。

ステップ1 遺産総額(課税価格)

まずは相続人(妻や子)ごとにどのくらいの遺産総額(課税価格)になるかを把握したい。預貯金や株式、土地・家屋など本来の相続財産だけでなく、死亡保険金や死亡退職金などのみなし相続財産や、さらに3年以内の贈与財産なども加算。そこから葬儀費用や(あれば)住宅ローンなどの債務を差し引いたものが課税価格となる。

ステップ2 課税遺産総額