(イラスト:ソリマチアキラ)

中島啓太は、アマチュアの世界ランキング1位の選手だ。日本人選手が1位になったのは、松山英樹、金谷拓実についで3人目である。本来なら、1位というランクでヨーロッパで数多くのトーナメントに出場権が与えられているので、海外挑戦ができたはずだが、新型コロナでそれもかなわない。金谷も、プロ転向する前に、海外で経験を積んでからプロ転向というもくろみがあったのだが、パンデミックの影響でプロ入りが早まった。

その中島が、第105回日本アマチュア選手権に優勝した。この大会は日本最古のトーナメントで、1907年に行われた神戸ゴルフ倶楽部と、ニッポン・レース・クラブ・ゴルフィング・アソシエーション 根岸コース(NRCGA=根岸競馬場内)との対抗戦が、その嚆矢(こうし)である。