「Nintendo Switch(有機ELモデル)」では、画面の縁をスリム化する、背面スタンドを使いやすくするなど、細かな刷新も

スイッチファミリーに新たな“兄弟”が登場する。任天堂は7月6日、家庭用ゲーム機「Nintendo(ニンテンドー) Switch(スイッチ)」の新型上位モデルを10月に発売すると発表した。

新モデルではこれまで液晶だった画面に有機ELディスプレーを採用し、より鮮やかな発色でゲーム映像を楽しめる。本体内蔵の保存メモリーも従来の32ギガバイト(GB)から64GBに拡張した。定価は3万7980円(税込み)で、現行のスイッチより約5000円高い。これを上位モデルとして発売し、現行機の販売も継続する。

スイッチは販売不振に終わった「Wii U(ウィーユー)」の後継機として、2017年3月に発売された。ゲーム映像をテレビ画面に映して楽しむ据え置き型機であると同時に、ディスプレー付きの本体に「ジョイコン」と呼ぶコントローラーを装着すれば、携帯型ゲーム機としても遊べるのが特徴だ。

こうしたコンセプトが受け入れられ、スイッチは大ヒット。21年3月末時点での累計販売台数は6989万台に達し、19年に発売した携帯型専用機「Switch Lite(スイッチライト)」を含めると同8459万台に達している。

注目すべきは発売から数年を経ても勢いが衰えず、逆に販売台数を伸ばしている点だ。スイッチの販売台数は21年3月期に前期比で37%増え、発売から4年目にして初めて年間2000万の大台を突破(スイッチライトを含めると2883万台)。今期も好調は続いており、累計販売台数でも、同社の歴代の据え置き型ゲーム機で最も売れたWii(06年発売、累計販売は1億1000万台)を抜くことが確実となってきた。