平塚市は神奈川県の相模湾に面した部分のほぼ中央に位置する。市内に6つの河川が流れ、とくに東部の相模川は茅ヶ崎市との境界になっている。相模川と金目川に挟まれた地域には平野が、市の西側には大磯に向けて丘陵地帯が広がる。

人口は約25万7000人。JR東海道線などを利用して都心に通勤・通学する人も多いが、市内の工場や学校に来る人も多い。そのため、県内でも珍しく昼間人口が夜間人口を上回る街でもある。

この地域は江戸時代には宿場町として栄え、戦前には多くの軍需工場が立ち並んでいた。平野部を鉄道が走り、北には厚木など軍関係の施設が多かったことなどが理由だ。そのため、第2次世界大戦末期には幾度も空襲に遭い、市域の約8割が焼失したとされる。