(manopjk / PIXTA)

「海外投資家からの認知度を高め、海外の優秀な人材の確保にもつなげたい」。半導体設備向け部品メーカー、フェローテックホールディングスのIR担当者はプライム市場への昇格に意欲を示す。東証はプライム市場をグローバルな投資家向けの市場と位置づけている。その理念に照らせば、プライムへの昇格を実現すれば世界での認知度が高まるはずだ。フェローテックは6月29日の株主総会で独立社外取締役を現在の2人から3人へ増員し、プライム水準へ高めるべく注力している。

下表はプライムへの昇格候補を時価総額の大きい順にランキングしたもの。フェローテックは17位だ。プライム市場へ昇格するには、株主800人以上、流通時価総額100億円以上など複数の条件をクリアしなければならない(詳細は下の注参照)。

さらに東証は「独立社外取締役比率を3分の1以上にすべき」としているが、3分の1以上でなくても、理由を説明できればよい。左表では参考値として、監査役も含めた社外役員の比率が3分の1以上であることも抽出条件とした。対象は6月15日時点で1部以外の東証市場に上場している企業。同11日に東証1部昇格を発表したメイコーは株価が急騰。同18日に東証1部へ昇格した。1位はフリマアプリ国内首位のメルカリ。2位は外食大手の日本マクドナルドホールディングスだ。