代表取締役社長 中島瑞木(なかじま・みずき)1988年生まれ。東京大学卒業後、モルガン・スタンレーMUFG証券の投資銀行本部に就職。2014年2月、双子の妹の中島杏奈・現副社長とcolyを共同創業。現在はビジョン戦略・組織戦略を統括する。(撮影:今井康一)
女性ユーザーをターゲットにしたモバイルゲームの開発・運営を手がけ、今年2月にマザーズ市場へ上場したcoly(コリー)。上場後初となる通期決算(2022年1月期)は売上高76億8900万円(前期比21.4%増)、営業利益22億0300万円(同6.4%増)を見込む。当たり外れが大きいとされるモバイルゲームだが、colyには『魔法使いの約束』をはじめ、女性に息長く支持される作品が多い。その要因は何か。中島瑞木社長に聞いた。

──会社設立のきっかけは。

学生時代に設立したが、その前から個人事業主として妹と活動していた。最初はゲームではなくネット上の2次元コンテンツを制作。面白いもの、受けるものを作りたいという一心だった。大学卒業後は外資系証券会社に就職したが、どうしてもコンテンツ作り、ゲーム作りをやりたくて3カ月で退社しcolyの業務に専念。会社設立から1年後の15年3月に恋愛ノベルゲーム『ドラッグ王子とマトリ姫』をリリースした。