スズキを牽引した修会長の「置き土産」 株主総会で振り返った63年のスズキ人生

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株主総会場を手を振って退出する鈴木修会長と、その様子を見守る修氏の長男で社長の俊宏氏(写真:スズキ)

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6月25日、スズキの鈴木修会長(91)は株主総会が行われたグランドホテル浜松・鳳の間で最後の挨拶を行った。

「私がスズキに入社してから、63年が経過いたしました。そのうち、社長、会長として経営を担当したのは43年間ありました。この間、数多くの失敗をしでかしました。しかし、失敗から多くを学び、成長することができました。株主の皆さん、お取引先の皆さんありがとうございました。ただ、メーカーは作っておしまいでありません。作って、売ってなんぼでございます。売ってくださる全国の代理店さんをはじめ、4万店に超える販売店の皆様ありがとうございました」

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