三木谷社長は政府の懸念を意に介さない

「何をそんなに大騒ぎしているのか、まったく意味がわからない」。今年4月、楽天グループの三木谷浩史会長兼社長は報道陣を前に不満げに語った。 

楽天は3月12日、第三者割当増資で総額2423億円を資金調達すると発表した。引受先は金額順に日本郵政グループ、中国のネット大手・テンセント、米ウォルマート、三木谷氏の親族が並ぶ。「大騒ぎ」の発端となったのが、テンセントによる楽天への出資だ。今回の増資でテンセントは投資持ち株会社を通じ、楽天株式の3.65%を取得した。