ファストリーの障害で英政府のサイトも一時閲覧できなくなった

ウェブサイトの信頼性と表示速度の改善を売りにしている米ファストリーにとって、6月8日の事件ほど恥ずかしい出来事もない。

ファストリーは、世界中の企業がウェブサイトの運営に利用しているクラウド・コンピューティング・サービス会社である。だが同社はこの日、レディット(米国版5ちゃんねる〈旧2ちゃんねる〉とも呼ばれる掲示板型ウェブサイト)やツイッチ(米アマゾンが提供するライブストリーミング配信用のプラットフォーム)、フールー(動画配信サービス)、米ニューヨーク・タイムズ紙など、多くの利用者を抱えるウェブサイトがいきなりダウンし、1時間ほど使えなくなるという突然の障害を引き起こしてしまった。ファストリーによれば、今回の影響は北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカのサイトにまで広がったという。

米サンフランシスコに本社を構えるファストリーは、ほとんどの人がその存在すら知らない裏方的な存在だ。にもかかわらず、インターネットの機能に欠かせない技術を提供している。