株式投資の醍醐味には、キャピタルゲイン(値上がり益)に加え、配当や株主優待といったインカムゲインがある。銀行預金の金利や個人向け国債の利回りが極めて低い中、株式投資なら高利回りを狙うことも可能だ。

配当利回りは1株当たりの予想配当金を株価で割って算出する。株価が上がれば利回りは下がり、株価が下がれば利回りは上がる。そのため、業績悪化で株価が低迷しているときは利回りが高く見える。予想どおりの配当金が本当に出るか、注意深く見る必要がある。

1位はGMOクリック証券や暗号資産取引のGMOコインを傘下に持つGMOフィナンシャルホールディングス。FX(外国為替証拠金取引)に加え、ビットコインの取引が好調だ。今期の配当予想は58.2円。前期と同じ60%の配当性向を見込む。株価は2月に1000円を超えたが、足元では800円台に落ち着いており、予想配当利回りは6.93%だ。

2位は産業向け機械商社の極東貿易。好採算のネジが工作機械向け、建機向けとも完全復活、今期純利益は8.5億円と前期比3倍に増える。2024年3月期まで配当性向100%を続ける方針で今期145円の高配当が期待できる。