最高益を久々に更新すると、意外感からその銘柄に注目が集まり、見直し買いが入ることがある。『会社四季報』の純利益予想に基づき何年ぶりの最高益更新になるかを、年数の多い順でランキングした。

1位となったのは千葉県を中心とする関東地盤の食品卸、ユアサ・フナショク。前2021年3月期は7300万円の営業赤字、2億7700万円の最終赤字だったが、今期は9億円の営業黒字、25億円の最終黒字の見通し。純利益が20億円を超えるのは1986年5月期以来。今期は36年ぶりの最高益を見込む。

前期の赤字の原因は運営するホテルの経営不振。だが、今期は巣ごもり需要を受け、スーパー向けの加工・冷凍食品が伸びるほか、ホテル事業の底入れも見込む。今期最高益の主因は西武船橋店跡地売却による特別利益で、今期増配の可能性もある。来期純利益は減る予想だ。

2位は環境コンサルティングの環境管理センターだ。土壌調査で大口案件の進捗が想定を上回っているほか、コンサルも着実に受注数を積み上げている。今21年6月期の純利益は、97年3月期の1億5900万円を超えて2億円を見込む。来期も横ばい予想と、しばらく高水準が続く見通しだ。