時価総額は市場での企業規模や会社の価値を示し、「株価×発行済み株式数」で算出する。東京証券取引所によると、2021年5月末時点の東証(1部、2部、マザーズ、ジャスダックなどの合計)の時価総額は、735兆2567億円と10年前に比べて2.5倍だった。

東証合計の時価総額倍率を大きく上回って1位となったのは、コールセンターへの人材派遣と障害者雇用支援の農園事業が主力のエスプールだ。6月4日時点の時価総額は699億円と、10年前の188.6倍となった。

上場直後の06年11月期は売上高が49億9000万円、純利益が1億0100万円だったが、今21年11月期は売上高248億円、純利益16億4000万円を見込む。今期ROE(自己資本利益率)も36.9%と高水準だ。株価は16年までは低迷していたが、17年から徐々に上昇。今年に入り一時は1000円を上回った。

2位は半導体マスク欠陥検査装置のレーザーテック。半導体不足を受け、メーカーの投資意欲が拡大している。とくに台湾、韓国では微細化投資が急増。中でも次世代の半導体製造技術である「EUV(極端紫外線)」向けの引き合いが強い。今21年6月期には6期連続の最高純利益更新を見込む。