2020年4月、トンネル貫通を祝う作業員。コロナ禍でも工事は進められた(新華社/アフロ)

日本と中国が2015年に激しく入札を競い合い、中国案が採用されたインドネシア初の高速鉄道プロジェクト。建設は遅れに遅れたが、ようやく完成が見えてきた。

インドネシアのジャカルタ─バンドン高速鉄道の建設が完成に近づきつつある。同鉄道は中国が初めて海外で建設を主導する高速鉄道だ。中国の国営通信社である新華社は5月18日に、インドネシアのジョコ大統領が同日、ジャカルタ─バンドン高速鉄道の建設現場を視察し、「インドネシア側は22年末の開通と運行開始を望んでいる」と発言したと報じた。

ジャカルタ─バンドン高速鉄道は18年6月に全面着工した。高速鉄道の技術、設備、施工などの部分はいずれも中国の国有鉄道会社である中国国家鉄路集団が主導する中国企業連合体が深く関わっている。