都市部から郊外へと人口が流出、民主党支持の地域が広がる可能性がある(Monica Almeida /The New York Times)

大都市からの人口流出が、米共和党の不安材料になっている。都市部に集積していた民主党の支持者が分散し、郊外や地方での共和党の優位を脅かしかねないからだ。

米国では2020年に大都市からの人口流出が急増した。各都市における人口の流入と流出の差を見ると、ニューヨークやサンフランシスコなど、生活費の高い大都市からの純流出数は、17〜19年平均の約2倍に跳ね上がった。

大都市からの人口流出は、家賃の高騰などを背景に、コロナ前から始まっていた。コロナ禍によるテレワークの普及や、混み合った公共交通機関での感染懸念が、こうした潮流を加速させたようだ。