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独自の組織運営理論を伝道 東証プライム上場を目指す 【7049】識学

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組織内の意識のズレを修正し、成功に導く。独自理論の経営コンサルで急成長。

安藤広大社長は1979年生まれ。NTTドコモなどを経て、2015年に識学を設立した(写真:山内信也(2019年7月撮影))

独自の組織運営理論「識学」による経営層向けコンサルティングが柱で、クラウド事業やスポーツ分野も手がける──。識学とは、経営者もしくはマネジャー個人を対象とした組織マネジメント論で、組織内の意識・思考のズレを取り除き、ハイパフォーマンスな組織を実現することを目指すものだ。社名も識学の同社は、今2022年2月期連結業績予想で売上高37億9800万円(前期比51.6%増)、営業利益4億円(同2.9倍)と大幅な増収増益を見込む。

同社の事業は、組織コンサルティングとスポーツエンターテインメントの2つに大別できる。このうち、組織コンサルティングでは、マネジメントコンサルティングの契約者数増加や、講師の採用・育成が順調に推移していることが大幅な増収増益を牽引する。

佐々木大祐・執行役員経営推進部長は、「契約者数のさらなる拡大に加え、21年2月末に54人体制となった講師数を、今後は毎年20~25人ペースで採用・育成する。同時に、講師1人当たりの月額売上高400万円の水準を維持することが成長戦略のベースとなる」と説明する。

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