(tiquitaca / PIXTA)

人材争奪戦が激化するコンサルティング業界では、競合先から人材を引き抜く際、報酬を上げて勧誘することが珍しくない。そのためコンサルタントは移籍に際し、もらっている給料を大きく見せたがる。

「現給与はなるべく多く見せましょう。+100〜500のレンジで」

これは、2018年、当時デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)に所属していたコンサル数人が交わしていたSMS上のやり取り。このメンバーはEYストラテジー・アンド・コンサルティング(EY)への移籍に際し、EY側に年収を実際より多く見せようと綿密に打ち合わせをしていた。

作戦は成功。「とんでもない額上がります」「皆さん2年後の税金にはお気をつけください笑。来年1年は今年の税率適用なのでウホウホですけど」といったメッセージを送り合い、EYに移籍した。