推薦者|ニューラル CEO 夫馬賢治

ふま・けんじ 米ハーバード大学サステナビリティ専攻修士。サステナビリティ経営・ESG投資アドバイザー。著書に『超入門カーボンニュートラル』『ESG思考』など。(撮影:梅谷秀司)

気候変動は人類にとって最大の脅威だ。「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が2013年に発表した報告書によれば、地球温暖化は人間が排出する二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが原因である確率が95%以上とされる。

同報告書は2100年の世界の気温について、「1985年から05年までの20年間の平均と比べ、最大で4.8度上昇する」と評価している。産業革命を起点にすると、5.4度の上昇を意味する。それ以前に、豪雨や干ばつ、熱波などが激甚化し、多くの人が生命や住まいを奪われかねない。破局的な事態を防ぐには、人間の活動から排出されるCO2を抜本的に削減しなければならない。「脱炭素化」が必要とされるゆえんだ。