推薦者|大阪大学大学院 医学系研究科 教授 仲野 徹

なかの・とおる 1957年生まれ。81年大阪大学医学部卒業。京都大学医学部講師などを経て現職。著書に『こわいもの知らずの病理学講義』などがある。HONZレビュアーも務める。(撮影:松村琢磨)


この40年ほどはバイオサイエンスの時代で、いろんな薬が見つかるなど大きく進歩した。生命科学はすでに解明されていることも多く、今後40年が同じペースで進展するとは考えていない。

今後大きな展開があるとしたらがん免疫療法。治療薬オプジーボであっても効果があるのは2〜3割の患者さんで、まだ進歩の余地があるのではないか。老化長寿研究やゲノム編集は研究が進んでいて大きなインパクトがあるだろう。