[推薦者コメント]

・働き方などが変容し、セーフティーネットからこぼれ落ちる人が増え、高齢者重視の社会保障制度から全世代をカバーする制度の必要性を指摘。雇用と社会保障の両方を見据えた制度の整備が必要で、今後の議論は本書の指摘を前提に進められるだろう(江口匡太)

[推薦者コメント]

・『国富論』の「見えざる手」の原理と「ピン工場」の原理との長年の矛盾を、内生的技術変化を核とする経済成長モデルを提示して、回答を与えるに至った。本書は、経済学者たちの論争の過程を描き、輝かしくも人間くさい、知識経済学誕生のドラマだ(嶋中雄二)

市場関係者が注目する「適応的市場仮説」

金融市場は環境の変化に適応するという「適応的市場仮説」を唱え、その研究成果をまとめた本。同理論は従来の効率的市場仮説に代わるものとして注目されている。

[推薦者コメント]

・効率的市場仮説は市場の振る舞いの多くを説明する一方、そこからこぼれ落ちる現象をどのように説明できるのか、ファイナンス、脳科学、行動科学でどのような研究が進められてきたか、わかりやすい例を用いて読者を引っ張っていく。読んでいて楽しい本(中央大学商学部教授・江口匡太)