富裕層向け融資へと経営の軸足を移す(撮影:尾形文繁)

「昨年、スルガ銀行の担当者が何度も営業に来た」。都内のワンルームマンション販売会社の幹部が明かす。条件が折り合わず提携には至らなかったが、「不動産に積極的に融資をしたい様子だった」(同幹部)と振り返る。

2018年に発覚したシェアハウスをめぐる不祥事を受け、投資用不動産向け融資を凍結させていたスルガ銀。だが足元では不動産への回帰が鮮明だ。都内のアパート販売会社社長は、「提携金融機関の中ではスルガ銀にいちばん案件を持ち込んでいる」と話す。