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市場に流通している収益物件では、どの程度の利回りが期待できるのか。物件種別やエリアごとに、不動産価格と利回りを一覧にしたのが下表だ。不動産調査会社の東京カンテイと投資用不動産サイト「楽待」のデータを基に集計した。

新築1Rは3%台に

不動産投資は立地によって、リスクとリターンが大きく変わる。東京都心部は賃貸需要が高く、稼働も底堅い。反面、物件価格が高く、高利回りは期待できない。とりわけ入居者のつきやすい新築ワンルームマンションは、港区や文京区などでは4%を切る。こういった地域では頭金を入れないと、管理費やローン返済を差し引いた最終的な手残りは赤字になりやすい。単純に賃貸するだけでは収益を出しにくく、売却益を狙うか、生命保険代わりと割り切り長期保有するかを迫られる。

同じ都内でも葛飾区や江戸川区など価格上昇の出遅れていた城東地域は比較的利回りがよいため、投資家からの注目が高まっている。一方で交通の便がよくないうえに、洪水時の浸水が懸念される地域も多いことは念頭に置いておきたい。