Category1|表から情報を検索する関数

「VLOOKUPを覚えれば中級者」といわれるくらいExcelでは有名な関数の1つ。コード番号で管理された商品や顧客の一覧表が手元にあるなら、VLOOKUPを使ってそこから情報を検索し、別の書類などに自動で転記できる。余計な入力作業を省き、データの整合性を保つことにもつながるので、積極的に利用したい。検索の仕組みは、次のとおりだ。

「検索値」のコード番号を、「範囲」に指定した一覧表の左端列で検索し、見つかったら同じ行の「列番号」に指定した列のデータを表示する。「範囲」の表の1列目には検索用のコード番号を入力しておき、「列番号」は、「範囲」の列を左から数えた数値で指定する。

「検索方法」には、完全に一致するコードだけを探す場合は「FALSE」、そうでない場合は「TRUE」と入力する。実際には、商品コードなどは1文字でも異なると別商品を参照してしまうため、下の例のように「FALSE」を指定する使い方が圧倒的に多い。

右の表から商品名や単価を検索して請求書に転記したい。B12セルに図のようなVLOOKUP関数の式を入力すると、A12セルの「W01」と完全に一致するコード番号がG11からI19までの商品リストの左端列で検索され、「W01」が見つかると、同じ行の2列目にある商品名「高原のおいしい水」が戻り値として表示される。なお、B12セルの数式を下にコピーする際、商品リストのセル位置がずれないよう「範囲」は絶対参照にしておこう。さらに、B12セルの数式をC12セルにコピーして、「列番号」を「3」に変更すれば、単価を表示できる。その場合、「検索値」のセル番地は、右方向にコピーしても移動せず、下方向にコピーしたときだけ移動するよう「$A12」と複合参照にしておくと効率的だ。

 

Category2|数値の端数処理や単位の変換に役立つ関数