(CG-BOX/PIXTA)

Excelの表は状況や傾向などを可視化してこそ有用なデータとなる。また、さまざまな切り口や条件で集計することも、見える化に直結する。

そのような見える化には、“IF系関数”を利用するといい。名前に「IF」が付き、指定した条件に応じて各種処理ができる関数の数々だ。例えばIF関数を使えば、売り上げ目標を達成した店舗を自動で判別し、セルに「達成」と表示できる。条件は比較演算子を使い、論理式として記述する。

また、COUNTIFS関数を使えば、複数の条件を満たすデータの個数を調べられる。「40歳以上男性客で5回以上来店」といった複雑な条件で集計可能だ。ほかにも、複数の条件を満たすデータの合計を算出するSUMIFS関数などもある。

これらIF系関数によく登場する「真」(TRUE)は条件が成立、「偽」(FALSE)は不成立と捉えれば実用上問題ない。

達成状況を可視化

D列「達成率」のデータが100%以上なら、目標達成と判別してE列「評価」に「達成」を表示し、そうでなければ何も表示しないとする。IF関数を使い、E2セルなら下記の数式を入力する(「真」は成立、「偽」は不成立の意味)。 この例では、D列はセルの表示形式をパーセントに設定しており、100%の場合のセルの値そのものは1となる。例えば「105.5%」と表示されたセルなら値は1.055だ。IF関数の論理式は「>=」の右辺に、100%を意味する数値の1を記述し、条件「100%以上」を指定。