(bee / PIXTA)

例えば、人事・労務管理で何人離職するかの確率、営業で10社訪問したうち何社成約するかの確率を知りたい場合、過去の実績から二項分布によって導き出せる。二項分布はコインを5回投げて、表が5回出る確率、4回出る確率……といったものを表す分布で、ビジネスにも応用できる。

一方、明日の展示会に何人来場するかの確率、工場で来月に不良品がいくつ出るかの確率などを過去の実績から導き出すには、ポアソン分布を用いる。

一般的に発生確率が高い事象は二項分布、低い事象はポアソン分布を用いると、より高い精度で確率が求められる。二項分布もポアソン分布も、Excelなら関数一つで算出できる。

[keyword]二項分布とポアソン分布

「二項分布」とは、結果が2通りしかない試行を複数回行った際に、ある結果が何回起きるかの確率の分布。「ポアソン分布」とは、一定の時間などの範囲で、ある結果が何回起きるかの確率の分布。

二項分布関数で離職者数を推計する