(keiphoto/PIXTA)

2つのデータの関係の近さを表す「相関」を調べる分析は、ビジネスでも使える。例えば下図のように、最高気温とアイスクリーム類の購入額の相関を調べ、気温が高い日ほど購入額が増えるなら、予想気温を基に販売戦略を立てることができる。

ほかにも広告の出稿量と売り上げの相関から、出稿量を最適化することもデータに基づいてできる。前記事で紹介した将来推計や推計の精度も、相関によって変わる。

Excelで相関を調べる方法は主に3種類。1つ目は散布図を用いた方法だ。「近似曲線」機能によってグラフ上に直線を引くことで関係性を視覚化でき、同時に「決定係数」もグラフ上に出せる。

2つ目はデータ分析機能を使った方法。相関係数を求め、マトリックス形式で表示する。この方法が威力を発揮するのは、相関を調べたいデータが3つ以上あるケースだ。すべてのデータ同士の相関係数を1回でまとめて表示できる。なお、マトリックスの対角線上の数値は同じデータの相関なので必ず1になる。右上はすべて空欄だ。

3つ目の方法は関数だ。相関係数はCORREL関数で算出できる。マトリックス形式ではなく、特定の2つのデータの相関係数だけをピンポイントで求めたい場合に適している。決定係数を算出するRSQ関数などもある。