成長企業へは外国人が積極的に投資する。直近の外国人持株比率が1年前と比べて大きく上昇した会社が記事下表だ。純利益が前期・今期・来期いずれも黒字で、安定的に利益を稼ぎ出している会社を対象にランキングしている。

1位はグレイステクノロジー。産業機械の各種マニュアルの作成や管理を行っている。顧客は国内外のメーカーで、業績は高成長中。昨年11月にマニュアル制作を行う印刷会社を子会社化し今2021年3月期から連結決算を開始。単純比較はできないが前期単独決算で6.5億円だった純利益は今期連結で9.5億円へ。さらに来期は13億円へ拡大することが見込める。大株主には米ゴールドマン・サックスなど外資系金融機関がずらり。昨年来、大量保有報告書の提出が相次いでおり、米キャピタル・リサーチなどが「日本国外の投資信託のための純投資」を進めている。

2位のギフティは小売店で商品やサービスと交換できる電子チケットを手がけている。法人向けにシステムを提供するほか、自治体向けに地域通貨発行サービスも。18年にはマレーシアに子会社を設立し海外でも展開。今年3月には体験ギフト企画・販売のソウ・エクスペリエンスを子会社化。のれんや人件費・広告費の拡大で今21年12月期の営業利益は横ばいだが、着実な成長投資を続けている。

3位のメドピアは医師向け情報サイトを運営。コロナ禍で製薬企業の営業のオンライン化が進み、利用が増えている。今21年9月期は最高益の見込み。