配当と同じように株主が得られるメリットとして株主優待がある。自社商品や施設の割引利用券、クオカードなどの金券といったものがある。こうした株主優待を金額に換算し、配当金に加えて利回りを算出、ランキングしたのが記事下表だ。

ただ、株主優待の内容によっては実際に利用しにくいものもある。内容にも注意して銘柄を選びたい。

1位は三井松島ホールディングス。優待利回りが15.55%と高く、配当と合わせた実質配当利回りは20.41%となった。株主優待の内容は関東や関西、九州などの宿泊施設で使える割引券3000円分2枚(100株保有の場合)と、オーダースーツやジャケットの仕立券1万円分1枚(同)。仕立券は同社グループの花菱縫製の全国店舗で利用できる。

2位はMVNO(仮想移動体通信事業者)のベネフィットジャパンだ。100株以上保有者に500円相当のクオカードのほか、シャープの小型ロボットに独自機能を搭載した「ONLYROBOロボホンプレミアム」の本体購入割引券、同社のモバイル通信サービスの割引券、グループ企業が提供する天然水宅配サービスの割引券が配られる。

3位は日神グループホールディングス。優待内容は新築マンションの分譲価格1%割引優待券とゴルフ場の平日プレー料金割引券だ。

配当や優待の高利回り銘柄の株価は権利付き最終日に向けて上がりやすくなる反面、権利落ち後は株価が下がりやすくなる点に注意したい。