日経平均株価は3万円を挟んで一進一退。振れ幅も大きいが、押し目買いのチャンスだ(撮影:尾形文繁)

景気回復が続くなら、企業業績も復活していくはずだ。Part2では、日本株と米国株への投資手法を7つの切り口で紹介する。まず、主力株の中から本命の10銘柄を厳選し(下表)、テーマ別に紹介したい。直近でチャートの形がよいものに絞った。

2021年度の日本企業の業績は米国がカギを握っている。バイデン政権の1.9兆ドルの経済対策が実施されれば、米国景気は大きく回復する。市場関係者が「米国プレー銘柄」と呼ぶ、売上高に占める米国向けの割合が高い企業の収益が向上していくはずだ。

人材サービス大手のリクルートホールディングスは、12年に求人情報検索エンジンの米インディード社を買収した。来期はインディードが牽引して増益転換予想。株価は上昇トレンドを維持している。PBR(株価純資産倍率)8倍台と割高だが、信用倍率が0.7倍台と好取組。これは、株を貸し借りする「信用取引」のうち、買い残高より売り残高が多い状態。株価上昇時に売り方の買い戻し(損切り)が発生し、株価をさらに押し上げる効果が期待できる。