門真市は大阪市の東端と接する、人口約12万人のベッドタウンだ。交通利便性に優れ、この街から大阪の中心部には大阪メトロ長堀鶴見緑地線、京阪電気鉄道京阪本線でわずか20分ほど。街の真ん中を淀川水系の古川が流れ、東西を京阪本線と国道163号が横切り、南北を大阪中央環状線が貫く。

門真市は隣の守口市と並んで、世界的な家電メーカー、パナソニックの本拠地として栄えてきた企業城下町だ。1960年代から70年代にはテレビ、オーディオなどAV機器の研究・開発、生産の主要な拠点と、関連の下請け工場が集積。当時、パナソニックの発展はイコール街の発展だった。街が活気にあふれていた60〜65年には人口が178%も増加。70年代には14万人台に膨らんだ。