(Zenzen/PIXTA)

投資で成功するには、「投資家の思想」を持つことが重要だ。投資家の目線で、より広く、より大きくビジネスの本質を捉えて、他社や世界の動きを理解する。つまり経営者と同じ意識を持つということだ。

優秀な経営者は、ほとんどが優秀な投資家でもある。米バークシャー・ハサウェイの経営者で、投資の神様ともいわれるウォーレン・バフェット氏は、「私は投資家であるがゆえに、よりよい事業ができる」と断言している。

そうした考え方で、私が農林中央金庫で立ち上げたファンドは、下図にあるように、TOPIX(東証株価指数)やS&P500を上回るリターンを上げている。投資家の思想で、「売らなくていい会社しか買わない」という、強い思いで投資すべき会社を発掘してきた。