神奈川県内で勤務する日本生命の営業職員が顧客のポイントを使い込んでいた(撮影:今井康一)

「1月17日20時から、サンクスマイルメニューにおける、Amazonギフト券や電子カタログギフトへの交換を停止しております」

今年1月に入り、日本生命保険のホームページに、突如としてこのような主旨の案内が表示された。

サンクスマイルとは、日本生命の保険契約者が貯めることができるマイレージサービスのこと。契約内容の確認に協力すれば200マイル、家族情報を登録すれば50マイルといったように、マイルを貯めることができる。1マイル=1円換算で、さまざまな商品やカタログギフトなどと交換できる。

ところが、この契約者のマイルを日本生命の神奈川県内の営業拠点に所属する、勤続7年目の30歳代の女性営業職員1人が、Amazonギフト券やカタログギフトと交換していたことが東洋経済の調べで明らかになった。

被害に遭った契約者は127人。1人当たりの被害額は数百〜数千円と少額だが、被害総額は約35万円相当に上っている。日本生命によると、「営業職員に対して懲戒処分を行い、2月17日付で当該職員は退職した」(広報部)という。