(撮影:尾形文繁)

睡眠と覚醒は表裏一体。睡眠のエキスパートである米スタンフォード大学医学部の西野精治教授によれば、朝起きてから夜眠るまでの行動や習慣が最高の睡眠をつくり出し、最高の睡眠が最高のパフォーマンスも生むという。

では、質の高い睡眠を手に入れるために、日中どんな行動を取ればいいのか。覚醒スイッチをオンにする際、カギになるのは「光」と「体温」だと西野教授は言う。

人間は約24.2時間のサーカディアンリズムと呼ばれる体内時計で動く中、24時間の地球のリズムに合わせるために、そのズレを調節する必要がある。

そこで、重要な役割を果たすのが「光」だ。つまり、1日が始まる朝に太陽の光を浴びることが両者のズレを調整する「覚醒スイッチ」となる。光にはまた、体温、脳やホルモンの働きまで調節する機能がある。