週刊東洋経済 2021年2/27号
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イラスト:岡村優太

コロナ禍は「ストレスフルな社会」を生み出している。職場の人間関係やSNS疲れといった従来の要素に加え、マスクの着用や手指の消毒など、さまざまな制約がわれわれを苦しめている。

働き方の変化によるストレスも大きい。テレワークをする会社員を対象に、リクルートキャリアが昨年秋に実施した調査によると、「テレワーク開始前にはなかった仕事上のストレスを感じたか?」という質問に対し、約6割が「強く感じた」「やや感じた」と回答。そう回答した人の7割近くがストレスを「解消できていない」「どちらかといえば解消できていない」(下図2)という。同社の藤井薫・HR統括編集長は「テレワークでは効率性が重視され、(気分転換になる)雑談などの場面が失われがち。また、『私でなくてもいいのでは』と、自らの存在性が揺らいでおり、それもストレスになっている」と分析する。