ビジネスパーソンが運動を始めるとき、問題となるのが時間。ランニングも筋トレも数十分は必要なため時間的費用対効果の面で二の足を踏む人も多いだろう。

「そうしたビジネスパーソンにこそ最適なエクササイズがHIIT(ヒート)だ。1日4分、体を動かすだけで疲れにくい体とダイエット効果が期待できる」と日本体育大学の岡田隆・准教授は話す。

日本体育大学准教授 岡田 隆(おかだ・たかし)1980年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得後退学。日本オリンピック委員会強化スタッフ(柔道)。2016年リオ五輪では男子全階級メダルに貢献。

ポイントはHIITが負荷の高い筋トレと有酸素運動を組み合わせたエクササイズであること。ごく短時間でもハードな運動を行うと心拍数が一気に上昇し、代謝の上がった状態が続く。体脂肪をエネルギーとして燃焼し運動を終えた後もしばらく続くのだ。

「これをEPOC(運動後過剰酸素消費)という。この現象のおかげで短時間でも脂肪燃焼ができダイエット効果が高い。加えて全身の筋肉を筋トレで刺激できるので筋力も筋持久力もアップして、疲れにくい体になる」(岡田准教授)

慣れない人が始めると最初はきついが、まずはシンプルな図の2つのエクササイズから挑戦しよう。1カ月後には驚くほど効果を実感できているはず。「時間がない」はもう言い訳にならない。

HIITとは?