「日曜美術館」 NHK Eテレ毎週日曜 午前9:00~ [再放送]NHK Eテレ毎週日曜 午後8:00~

「日曜美術館」は1976年の放送開始以来、ちょうど45年。休日朝のリラックスできる時間に、美術の楽しさを届けてきた。NHKエデュケーショナルの倉森京子氏が語る番組の舞台裏とは。

「日曜美術館」は私が所属する、NHKエデュケーショナルの特集文化部の美術班が制作している。番組は各回1人のディレクターが担当する。スタジオでのゲストのトークと、作品やアーティストを深く紹介する映像とを組み合わせる演出を中心にしている。一方で、ゲストとともに美術館や作家のアトリエに出かけることもあるし、作家に密着してのVTR構成もある。演出の仕方は、美術が多様なことを映すかのように、まさに百花繚乱だ。

司会の小野正嗣氏(作家、早稲田大学教授)と柴田祐規子アナウンサー

いつどんな番組を放送するかは強く意識している。美術館の開館や話題になる展覧会の開催、あるいは社会的な出来事などを考慮する。例えば、2020年4月には「疫病をこえて」というタイトルで、「日本でも西洋でも美術は疫病とどう向き合ってきたか」を緊急で放送した。6月にはコロナ禍の中、新しく開館した3つの美術館を紹介した。