米国の株式市場で1月下旬、経営不振のゲーム小売会社ゲームストップ(GME)の株価が数日で10倍近くに暴騰したことが話題となった。個人投資家がネット掲示板で示し合わせて株やコールオプションを大量購入。ヘッジファンドなどのカラ売り筋が踏み上げ相場で大損失を被った。

投稿サイト「レディット」の株情報掲示板は「掲示板がブルームバーグ取引端末を見つけたようなもの」と紹介され、利用者は800万人以上に及ぶ。そこで話題となった株の売買高はアップルをもしのぐ。乱高下は銀にも飛び火した。

市場全体への影響という点で注目されるのが、米証券取引委員会(SEC)の調査だ。相場操縦などの違法行為があったかが焦点となる。ただSECの委員長代行は現状、本件はあくまで局所的な問題との認識を示している。