はがきが減っても、手間のかかる郵便物が増え、現場の負担は増すばかり

「日本郵政グループの業績の牽引役としていちばん期待しているのがコアビジネスである物流事業だ」と、増田寛也・日本郵政社長は公言する。

足元では、EC(ネット通販)の拡大で、日本郵便の宅配便「ゆうパック」の取扱個数が急増している。2020年4~9月期は5.6億個と、前年同期比で21%も増えた。「今後も速いスピードで増加すると予想される」(衣川和秀・日本郵便社長)。

しかし、急拡大故の懸念もある。「今手を打たないと5年後に安定した配送を行えるか疑問だ」と衣川社長は危機感を隠さない。