不祥事が日本郵政グループで相次ぐのはなぜか。カギは複雑な「多重統治」体制にある。

日本郵政は指名委員会等設置会社だ。社外取締役を中心とした指名委員会、報酬委員会、監査委員会が置かれている。郵政の「コーポレートガバナンス(企業統治)の基本方針」によれば、「社外の視点を経営に十分に活用する」とある。増田寛也社長は「社外取締役は執行側に対して十分な牽制効果がある。経営していくうえでほかの企業と比べて(社外取締役や労働組合の監視機能が)弱まっているとは思っていない」と断言する。

本当に機能しているのか。

ドンと全特OBの支配