(Image Works Japan / PIXTA)

給与水準は職種別のほかにも業界別で捉えるやり方がある。ここで取り上げるのが「業界別年収ランキング」だ。

まずは国内上場企業の40歳平均年収を東洋経済が推計。その数値を基にして、『会社四季報 業界地図 2021年版』に掲載した70業界ごとに、40歳時点の平均年収を出したものである。(記事下図)

具体的には、上場企業が開示している平均年収と平均年齢を、厚生労働省が毎年発表する「賃金構造基本統計調査」にある業界別の5歳刻みの賃金カーブに当てはめて、40歳時点の年収を算出している。これによって、40歳という同じ基準で、業界ごとの年収を比較することができる。

結果、1位に立ったのは、コンサルティング業界になった。40歳時点の平均年収は1359万円だ。企業への戦略立案、課題解決の助言・提言をする経営コンサルタントに対する需要は強く、大型のM&A案件を成功させれば、高額の成功報酬を得ることができる。中でもM&Aキャピタルパートナーズは、40歳平均年収が何と3664万円にも達する。

2位は総合商社で、1290万円と、こちらも高い。三菱商事や伊藤忠商事等の5大総合商社は各社とも高水準の年収を誇る。