職業に関しては将来性ばかりでなく、現時点での労働環境を把握することも重要だ。

厚生労働省が毎年発表している「賃金構造基本統計調査」には、職種別の賃金や労働時間、平均勤続年数といった、仕事選びで重要なデータが網羅されている。それを基に作成したのが「職種別年収ランキング」だ。

統計調査では、129職種の月収(残業代や諸手当を含む、調査は2019年6月)と、年間賞与が記載されている。その月収を12倍し(12カ月分)、年間賞与等を加えた数値を、「平均年収」と推計して掲載。対象としたのは、企業規模10人以上の事業所の勤務者(男女計)で、一般労働者(フルタイムで働く労働者)とし、役職者は対象外となっている。

1位は航空機操縦士(パイロット)で平均年収は1694.8万円。数年前まで医師に次ぐ2位にとどまっていたが、航空需要の高まりから給料が逆転した。ただし、コロナ禍で航空需要が激減、20年は年収への影響が避けられない。2位医師、3位大学教授、4位大学准教授、5位記者と続く。