(撮影:尾形文繁)

医薬品メーカーの営業職であるMR(医療情報担当者)。担当している医療機関に足しげく通い、医師や薬剤師に自社の製品の処方を増やして使ってもらえるよう、営業を繰り返すのが仕事だ。

MRは医薬品メーカーでは研究職と並ぶ花形職種で、高給取りの代名詞として知られる。武田薬品工業や第一三共等の大手メーカーなら、40歳で年収1000万円超は当たり前。福利厚生も充実している。昔は「MRといえば医師への過剰接待」のイメージだったが、現在では業界の自主規制で医師に接待する機会もほとんどない。

そんなMRだが、製薬業界ではこの2〜3年で早期退職者を募集する、“リストララッシュ”が起きている。これは外資系だけでなく、国内企業も人員削減しているのが特徴だ。