しおつか・けいいち 中央大学経済学部卒業後、1977年に日立製作所入社。金融システム中心に情報通信畑を歩み、2013年常務、15年専務、17年から副社長。(撮影:尾形文繁)

ルマーダで全社に横串を通すIT部門のトップ・塩塚啓一副社長に聞いた。

──日立を牽引するIT部門は何が変わりましたか。

従来は、顧客の最初の要件定義どおりにシステムを作ろうとしても、実際は途中で「これもあれも欲しい」となって、横展開が難しく、想定外のコストや赤字が出ていた。

それを、「ルマーダ」の共通テンプレートに乗せて、個別のソフトウェアをなるべく作らないような仕組みに変えた。ルマーダは多くの成功例があり、さまざまな企業で使える。共通テンプレートを使うことで、システム開発のスピードも品質も上がっている。

──日立の事業別サイロを壊したのはルマーダですか。