三菱重工業執行役員(シニアフェロー)技術戦略推進室技師長 古屋孝明(ふるや・たかあき)1961年生まれ。東京工業大学大学院修了。86年三菱重工業入社。火力プラント技術部などを経て、2013年イノベーション推進部長。以降技術革新部門を担当し20年4月から現職。(撮影:梅谷秀司)

ベンチャーとの橋渡しを狙うYHH。担当役員の古屋孝明シニアフェローに聞いた。

──YHHをつくろうとした経緯は。

最近は社会の課題がより複雑化する中、これまでのようなヒエラルキー型の組織構造や分業制でやっていく部分と、(多くの企業などが集まった)ネットワーク型で柔軟にイノベーションをつくり出す部分の両方が必要になっている。新しい価値や変化に対応して、社内にないものをうまく組み合わせていかなければならない。そのためにビジネスや市場を大きく変えるテクノロジーをスカウトしていきたい。YHHはそういう発想の下、自然とできた。

悩みに応えていきたい

──ほかのオープンラボにはないような大規模な施設がユニークです。