ドコモはグループの稼ぎ頭だが、親である持ち株会社のNTTは不満を持つ(撮影:尾形文繁)

売上高約12兆円、総従業員数は約32万人のNTTグループ。儲けの構図はどのようになっているのか。データでその中身をみていこう。

持ち株会社NTTに979の子会社(2020年3月末時点)がある中、最大の稼ぎ頭はNTTドコモだ。2020年3月期の営業利益は8547億円で、グループ営業利益の半分以上を稼ぎ出す。NTTの澤田純社長は「グループにとって収入面、利益面、人材面でも重要な会社だ」と話す。

しかし、この稼ぎ頭であるドコモに対して澤田社長は「もう10年以上契約数のシェアが毎月のように下がっているし、売上高と利益の面では(携帯3社の中で)3番手になってしまった」と強い不満を持つ(NTT・澤田社長のインタビューはこちら)。