オルクドールのサロン。コロナ禍でも安心して利用できると好評だ

東京・日本橋の一等地、高島屋三井ビルディングの最上階にある広さ約1900平方メートルのサロン。企業オーナーや古くからの地主といった富裕層たちが、眼下に都内の夜景を望みながら、高級料理に舌鼓を打っている。

このサロンは、準大手証券会社の東海東京フィナンシャル・ホールディングスが富裕層向けブランド「オルクドール」の顧客のために用意したもの。「会員制で会食もできるサロンが一番の売り。資産運用についてのご相談やお客様同士の交流にもご利用いただいている」。オルクドールで東京地区副担当を務める中谷内美香氏は自慢げに語る。

オルクドールは2018年の東京進出以降、「『会社四季報』を見ながら1社ずつ、代表番号に電話をかけて新規開拓を行う」(中谷内氏)など、地道な営業活動を続けてきた。

そのかいあって、東京拠点の預かり資産は開業から2年間で約1.7倍に増えた。サロン内のレストランも予約が難しくなるほど盛況だ。ただ、富裕層向けサービスの強化に勤(いそ)しむのは東海東京だけではない。