PBの良しあしは見た目だけでは判断できない(PIXTA)

富裕層が保有する資産は莫大で、本人が管理・運用するのは容易なことではない。そこで多くの富裕層はプライベートバンク(PB)を利用している。

PBとは、一定額以上の資産を持つ顧客に対して、証券、銀行、保険はもちろん、相続や事業承継なども含む包括的なサービス提供を行う業者のことだ。

だが、PBに勤務したことがある現役アドバイザーでも「優れたアドバイザーかどうか見極めるのは難しい」と語る。では、どのように選ぶのが正解なのか、見ていくことにしよう。

まず、欧州系や日系など、カテゴリーごとの得意分野を知ろう。

PBといえば、発祥の地なだけにクレディ・スイスなどの欧州系をはじめとする外資系が真っ先に頭に浮かぶ。彼らの特徴は取り扱う商品やサービスが豊富なことだ。

海外の資産運用会社との太いパイプを持っているため、日本の証券会社では紹介できないような金融商品を提案できる。とくに、ネットワークの広さが物をいう外国企業の社債や、ヘッジファンドなどを取り扱っていることが強みだ。