(Melpomene/PIXTA)

「即日完売は当たり前。30秒程度で売り切れになってしまう案件もある」。とある投資家がそう語るのは、「ソーシャルレンディング」と呼ばれる新たな金融サービスだ。

ネット上で投資家を募り、そこで集まった資金を企業に融資。投資家は融資で得られた金利収益を分配金として受け取る。利回りは2〜10%程度となっている。

社債の運用に近く、安定した利回りが見込めるが、リスクは小さくない。融資先企業の倒産や返済遅延など、貸し倒れになるリスクに加え、事業者自体が破綻してしまうリスクもある。

2018年には最大手だった「maneoマーケット」で、企業に貸し付けた資金が異なる目的で使われ、配当や償還も滞る事態が発生。業務改善命令も出された。