太陽光発電の電力が、ただ同然の値段で取引されている時間帯に着目して料金プランを新設したアークエルテクノロジーズ

政府が2050年のカーボンニュートラル(二酸化炭素〈CO2〉排出実質ゼロ)を表明したことにより、日本全体のCO2排出の約4割を占めている電力分野における排出削減の重要性が高まっている。

その成否のカギが、太陽光など再生可能エネルギーのさらなる導入拡大だ。ここで独自のデジタル技術を持つベンチャー企業がイノベーションを先導している。

福岡市に本社を置くアークエルテクノロジーズ(宮脇良二・代表取締役CEO)は、卸電力市場において格安価格で取引されている電力に着目。料金プランを創設し、安くてクリーンな電力を必要とするユーザーへの販売を20年11月から九州地区でスタートさせた。月額1000円(税別)のサービス料支払いを条件に、電力会社間で取引される卸電力市場の価格のまま、電力をユーザーに提供する。